早春の野外教育実習施設の散策
2007年3月26日
嬉野キャンパスの北側に広がる
雑木林に初めて足を踏み入れました。
キャンパスを周回する道路の北側には、松が多いですが、
一歩足を踏み込むと人の手がほとんど入っていない雑木林。
広場に通じる道を一歩はずれると、落葉が堆積しています。
堅い蕾が膨らんで、芽吹きはじめた木々も・・・
視線を足下に落とせば、落ち葉が広がる褐色の世界です。
陽が射し込む処は、春の訪れが一歩早いのかもしれません。
雑木林の中は結構静かでした。
無言で、落ち葉を踏みしめる音と、シャッター音、時々遠くに鳥の声
そんな中で、早春の雑木林の中を彷徨っていました。
雑木林の中では、光と陰のコントラストが烈しくく感じます。
倒れた木の根っこ附近から、新しい木「?」が育っていました。
・・・ほんとうに静かな空間でした。
生態系というのが、こういうことなんだなあ〜と感じる空間が広がっています。
この道を北に進むと墓地がありました。
「冬の終わり」と「春の始まり」が交差する微妙な気配を感じます。
春分を過ぎた陽射しは、雑木林の中では眩かったです。
黄緑、薄緑・・・萌え出る色彩が雑木林のあちこちに見られます。
夏になると、鬱蒼とした林なんだろうなあ〜と想像しながら散策しました。
キャンプが出来るような広場とゲートがありました。言語棟が林越えに見えました。
1時間足らずの散策でした。
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